2013年11月20日
手斧カバーを作る!!②
〈前回の続きです〉
手斧カバーを作る!!①
それでは続きです。
張り合わせたボディの裏面に細工をします。
金具で固定する部分の革を若干漉いて薄くします。じゃないと(本体の革+その上の飾りの革)×2となり、かなり分厚くなってしまうためです。
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そしてガサついてるボディのコバをツルツルテカテカに処理します。
ま、こっから先は今までのスキレットハンドルカバーの作り方、クッカーハンドルカバーの作り方を見てもらえばわかると思いますので詳細は書きません。
菱目打ちで穴をあけ、せっせこせっせこ縫っていきます。
お尻の部分を縫いました。
このボディの裏面は手斧が収まる部分なので何も処理しなくてもいいかな〜って思ってたんですが、やはり気になりだしました。
なのでトコノールでツルツルに処理します。
斧の先の部分は縫い合わせ+金具で貝のように閉じますので、先に金具がつく部分はパンチで穴をあけておきます。
閉じない内側の部分だけ先に縫っておきます。
ここまでやったらいよいよ終盤です\(^o^)/
まずは革を濡らします。革は本当に水に弱いので基本的には濡らしちゃダメです。
ですが折り目をつけたりクセをつけるためにあえて濡らすということをします。
濡らした部分をぐいっと折り曲げます。
そして乾くまで固定します。
固定状態で乾いたら、折りたたんだ状態で縫い合わせていきます。
縫い終わったらいよいよ金具を取り付けます。
金具は両面カシメを使います。
メタル台にカシメを乗せます。
カシメ打ちを使って表と裏からバチコンと挟み込みます。
1個少なくてもいいぐらいでした。つけすぎました(*´艸`*)
ここまでできたら手斧に装着して形を整えます。
お尻の部分は平らなのでまた水で濡らして形をクセづけます。
いよいよフィニッシュです\(^o^)/
最後にベルト部分を取り付けます。
ベルトは両方どちらからでもつけれるよう、両サイドにジャンパーホックを取り付けます。
ベルトの長さも調整し、こちらにもジャンパーホックを取り付けます。
完成しました!!!\(^o^)/
う〜む、形的にはいい感じ…
問題はうまく装着できるかどうかです…
それでは装着してみます。
ヤバす!!ギザかっこよす!!\(^o^)/
思わずしょこたんになってしまう程のかっこ良さでした!
全体像
背面もちゃんとペグ打ちできるよう空けてあります。
ビフォーアフターです\(^o^)/
いや〜今回もマジで大成功でした!
良い出来すぎてほんとにあげたくなくなっちゃいました!
もう発送してえいじ88さんの手元に届いたようで、喜んでくれてるみたいです^^
えいじ88さん、変態らしさは失われちゃいましたが可愛がってあげてくださいね!
この手斧カバー、私も作りたい!という方、型紙データがありますので希望者にはメールでお送りいたしますよ。
見た目よりもやってみると簡単なレザークラフト。みなさんもどうですか?^^
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2013年11月19日
手斧カバーを作る!!①
カウプレでは見事敗退したえいじ88さんですが、なんと10万のキリ番をゲット、画像を送ってくれました。
なので多少革もあまってたのでせっかくだから御希望のものを作って差し上げることにしました。
希望は手斧カバー( ゚д゚)
それで送られてきたこの手斧。
もうカバーついてんじゃん!!ヽ(`Д´)ノ
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最低でもすでにあるカバーより良い奴を作らないとね!!
さすがに今回は単純な作業ではないため、型紙の作成から入ります。
まずは紙の上に斧を置き、周囲をペンでなぞって大枠をおこします。
それをMacに取り込んでIllustratorでトレースします。

こんな感じです。上から見た図は形あわせの時に使いたいだけなのでわざわざトレースしませんでした。
で、この斧イラストにカバーをデザインしていきます。
ポイントを整理します。
・斧の先端は鋭利なため縫うより金具で固定する方がいい感じ。
・斧の背面はペグ打ちで利用したい。カバーをつけた状態でも使える形。
・変態さんが使うため変態チックな出で立ち。
1番は問題ないですよね。ついてるカバーみたいに金具でとめるだけですから。
問題は2番の背面を使える状態にしなくてはならないという所。当初考えてたのは、斧全体をぐるっと包み込む感じでいいかな〜と思ってたんですが、その計画はパーです…(・へ・)
わがまま言いやがって〜と同封されてた彼の画像に八つ当たりしつつ再考します。
3番は変態さんなのでド派手な感じで行こうと思い、
全面に蛇革を配置する\(^o^)/
ちょっともったいないですけどね。けどこれくらやったった方がエロさが出ていいんじゃないかと思いました。
以上を踏まえて考えたのがコチラ

・金具で固定
・背面は使えるようにむき出し
・変態用にド派手な蛇
全て満たした素晴らしい出来じゃないですか!!^^
これはいい感じに仕上がりそうでワクワクしてきました。

次にこれを展開します。
この時に真上からの図を参考に立体を意識した展開図を作成します。こればかりはもう勘ですよね。完成形は作ってみないとわかりません><ノ

それぞれのパーツにわけ、A4サイズの厚紙に印刷するため線画を作成します。
ちょうどうまいことA4に収まって一安心です^^
これを印刷し、カッターで切り出し型紙の完成です\(^o^)/
そしたら出来た型紙を革に当て、フチをキリでなぞり革をカットします。
この押さえの部分は長さが曖昧なので長めにカットしておきます。
メインのボディです。思ったよりデカく、革が足りるか心配になりましたが念のため追加で購入してたので大丈夫でした(*´艸`*)
で、なんと!!!
ここで問題が発生!!!!ヽ(`Д´)ノ
蛇革足りなかった〜\(^o^)/
なんてこったいですよ…持ってた蛇革、思ってたより小さく、2cm程足りませんでした><
今から蛇革注文したら希望の納期に間に合いません。ていうか蛇革高くて追加で買えません(´;ω;`)
しかたないので蛇は使用するのやめて、牛オンリーで作ることにしました…
変態らしさが失われてしまいました…(´;ω;`)
ごめんね、えいじ88さん
はい、なぞった線を頼りに革包丁でカットです。
このカットがほんと緊張です((((;゚Д゚))))
失敗できないし、指切りそうだし…今回はカーブが多いのでより注意です(`・ω・´)
切り出した革のフチを処理します。
まずはヤスリがけでカットした部分をなめらかにします。
この革は貼り合わせるためボンドのつきが良くなるよう、裏面はわざとヤスリで荒らします。
革のフチ(コバ)にトコノールを塗ってツルツルにします。
次にボディの方の貼り合わさる面をヤスリで荒らします。
わかりますかね?ちょっとザラつきを与えました。
そしたら革用ボンドで貼りあわせます。
貼ったらハンマーで叩いて圧着、さらにクリップで乾くまで固定です。
貼れました〜\(^o^)/
長くなってきたので続きはまた明日!
見た目よりもやってみると簡単なレザークラフト。みなさんもどうですか?^^
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